プリたん

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誘拐事件と謎の宝石が、少年達の運命を引き寄せる───

大正14年秋──

私立探偵、藤堂龍之介(とうどうりゅうのすけ)の助手である天宮冬馬(あまのみやとうま)は、休暇を利用し大阪に住む叔母の元を訪れていた。
その途中、叔母の働く新聞社で、支局長の娘が怪盗昴(かいとうすばる)に誘拐された事を知る。

彼は、そんな卑怯な手口を使わずに宝石を盗むことを信条としていたはず──。
冬馬は、昴らしからぬ誘拐という強引なやり方に疑問を感じていた。

そこへ、誘拐された少女の兄、倉地猶巳(くらちなおみ)が現れた。
冬馬と同様、事件に不可解なものを感じ、一人で捜査に向かおうとしていたのだ。
猶巳の純粋さに打たれた事と、ちょっぴり自らの好奇心を満たしたいと思った冬馬は、猶巳に協力する事にした。
叔母や新聞社のカメラマン「川本孝尚(かわもとたかひさ)」が見守る中、少年二人は、手掛かりを求めて大阪の街を駆け巡る。

こうして、天宮冬馬の探偵として最初の幕は開かれた───

『プリたん』は、シナリオ重視のノベルゲームにミニゲーム的な要素を加味した新しいタイプのノベルアドベンチャーゲームです。

ゲームの主軸は、ビジュアルノベルになっており、ミニゲームも反射神経で操作する必要がありませんので、落ち着いて物語を楽しみたい方に最適です。